ギョエー!「こわい本9 影」が発売中なのら!表紙は心理サスペンスホラーの傑作「鏡」!おそろしい笑い顔なのじゃー!ハプハプ! 「のろいの面」は少女のペルソナを描いた深い一編!

楳図作品に興味のある方からコレクターまでオススメの1冊なのじゃー!

収録作品

  • ねむり少女
  • のろいの面
  • 青い大きい鹿の死
  • 楳図かずおのこわ〜い部屋


こわい本9 影

私を妬んでいるのは鏡の中の自分?鏡の中にいる私が抜け出してきて──
人間の内面に存在する「闇」をテーマに収録。「闇のアルバム」全24話はブラック・ユー千年後には地球が海に覆われ、人類は魚の姿になり生き延びる――予言を裏付けるかのように、エラや鱗、水かきを持った姿に 変貌していく青年の姿に戦慄す る「半魚人」。死んだ愛児の脳を人造人間に移植された母が、怪物になった我が子と復讐を繰り広げる「ひび

主人公の絵美にお屋敷は、幼いころから鏡の前で美しい自分の姿を見るのが大好きだった。だが恵美はいつも誰かからの憎しみの視線を感じながら暮らしており、ついにそれが鏡の自分であることに気が付く。さらに鏡の中の自分は鏡から抜け出し、絵美になり替わり恋人の貢君の元へ。どうやったら元に戻せるのか、恵美の悩みは続き……(「鏡」)
主人公の美少女・松本あぐりは、音読中に眠りこけてしまう。夢の中では「自分がお人形になっていて、お母さんが自分にとても会いたがっている」という。小さいころに亡くなったと聞かされているお母さんだが、学校の先生たちはあぐりのねむり病の真相を探ることに――(「ねむり少女」)
あや子と雪子は大の仲良しだったが、お面マニアのお爺さんに「朝霧面」と「夕霧面」をもらう。その夜、二人がそれぞれ戯れにお面を被ると――(「のろいの面」)。
他「青い大きい鹿の死」を収録。



定価: 968円(本体880円+税)
発売日:2022年1月21日 判型:文庫判