ギョエー!角川ホラー文庫から絶賛刊行中のこわいシリーズ「こわい本3 狂乱」が発売されたのじゃー!
過去の短編名作や楳図先生の最新インタビューを収録した、楳図作品に興味のある方からコレクターまでオススメの1冊なのじゃー!

収録作品
ふりそで小町捕物帖
人喰い不動
復讐鬼人
肉面
木の肌花よめ
悪夢の数式
楳図かずおのこわ〜い部屋

「ふりそで小町捕物帖」ほか「人喰い不動」「復讐鬼人」「肉面」など時代物をメインに6篇を収録。語り下ろし著者インタビューなど豪華巻末企画も必読!

こわい本3 狂乱
楳図かずおの恐怖短編時代劇の名作を収録。
江戸時代。美しい娘のいる家に小判がふれば娘は殺される――。たたりの原因を調べる親分は何者かに切られ、娘のひとみが犯人を追ううちに、死体の頭に恐ろしい傷のぬいあとがあることに気づく。ひとみの推理が冴える「ふりそで小町捕物控」。応仁の乱の末期、残虐な領主に家族を殺された鬼丸は、仏師・海慶の彫ほ る不動明王に魅せられ……「人喰い不動」。室町時代後半。烏山城主・烏山主水之介は能面の蒐集マニアだったが、ついにはこれぞという面を作らせようと、城下に住む能面師・夜叉面のもとを訪れたが、「けがれた気持ちで面はつくれませぬ」と断る夜叉面。怒った主水之介は夜叉面を切り捨ててしまう。夜叉面の孫で弟子の重太郎は、復讐を誓う。美貌の青年に成長した重太郎は面づくりの支度を始め、自らの顔にのみの刃を当て……「肉面」。他、「復讐鬼人」「木の肌花よめ」「悪夢の数式」を収録。

定価: 968円(本体880円+税)
発売日:2021年07月16日 判型:文庫判